引き寄せの法則とは受け入れること。受け入れるとは流転すること。

引き寄せの法則においてとても大事なこと。

それは受け入れること。

自己受容。

 

極端な話、受け入れるだけで、あなたの人生も運勢もすべてが好転します。

引き寄せの法則と受け入れること、これはどういう関係なのでしょうか?

それをお話したいと思います。

 

受け入れた瞬間すべてが変わる

受け入れることは引き寄せの法則において、一番最初にやるべきこと、かつ、最も大事なことです。

これをするからこそ、アファメーションであったり、引き寄せノートの力が発揮されるのです。

 

では、この受け入れるとはどういうことなのでしょうか?

それは、「現実をありのままに受け止める」ことです。

好きな人がいるけど、まだお付き合いができていないとしても、借金があったとしても、それを事実として認識することです。

 

でも、借金があるとしんどいし生活が苦しいし、そのことばかり考えてしまうと思うかもしれません。

ここで大事なことは、「意味づけをしない」ことです。

感情を入れず、事実それだけが存在していると認識することです。

 

引き寄せの法則において、感情がどのようになっているかはものすごく重要なファクターです。

よい気分であれば良いことが起こるし、悪いことが起きても、悪いと感じません。

その逆も然りで、悪い気分であれば、悪いことが2倍3倍良くないことに感じられてしまいます。

 

でも、ここで、「引き寄せの法則は思ったことが現実になる。だから、強く信じたら、すべてが良いことだらけになります。

借金もすぐになくなりますし、今すぐ好きな人とお付き合いができるようになります。」

と言っても、現実問題として借金があったら、そんなこと思いたくても信じ切ることって難しいですよね。

 

潜在意識の深いところまで、100%何の疑いもないくらい一瞬で思えるのは、今まで散々ネガティブなことを吹き込まれてきた大人にしたら至難の業です。

ちなみに、潜在意識が理解している状態というのは、今後一瞬でも、「願っても叶わない」とは思わないレベルです。

全くお金がない、入ってくるあてもない状態で、いきなり何の前触れもなく、1000万円の借金を理不尽に背負わされても、「全額すぐに返すことができる」としか思えない、そんなレベルが潜在意識が理解している状態です。

そう考えるといきなりは難しいと感じるかもしれませんよね。

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ちなみに、このくらいの強い考えは、あなたの中にもたくさんあります。

だから、「潜在意識を変えることはできない」のではなく、「潜在意識の変え方を忘れた」というのが正しい表現です。

 

忘れているだけです。

過去にはできているのです。

だから、今も確実にできます。

 

絶対にどんなネガティブなことでも、潜在意識を書き換えて、”いいことだらけの人生”にしますからね!

そのための第一歩として、受け入れるということを考えてください。

 

話がそれましたが、とにかく現実を現実とだけしか受け止めないことが大事だと、今は思っていてください。

 

何を受け入れるのか

次に、何を受け入れるのかですが、さきほどの例で言った、ネガティブなことだけではありません。

あなたの素晴らしいことも当然受け入れてください。

絵が上手(上手と言われた)、歌が上手い、かっこいい・かわいい、など、人に言うと自慢か調子乗っていると思われそうなあなたのストロングポイントが必ずあります。

それは確実に取りこぼしなく、何なら二倍増しに評価して受け入れていただいても問題ありません。

 

「清濁併せ呑む」

という言葉がありますが、イメージはこれに近いものがあります。

良いと思われる現実、悪いと思う現実が交じり合って、あなたの世界は構成されています。

この両方があるということを認識していただきたいのです。

 

で、ここでも注意点ですが、「長所も必ず受け入れてください」

あなたのことですから、きっと、悪いことはすぐに思い浮かぶけど、小さい頃から自慢してはいけない、自惚れてはいけないと言われ続けてきたから、長所がなかなか思いつかなかったり、頭の中に浮かんできても、すぐにかき消してしまうことでしょう。

 

それ、絶対ダメですからね。

 

いいですか、

濁併せ呑む」のですよ。

 

濁だけ飲んでどうするんですか!!!

 

清も飲み込まないといけませんからね!!!

このあなたに関する事実を洗い出して受け入れることが、引き寄せの凄まじいパワーを体感する第一歩ですから。

 

なぜ受け入れるのか?

なぜ、現実を受け入れる必要があるのかですが、「ネガティブな感情を消すことが大事」だからです。

現実って同じ人でも時と場合によって、良くも悪くもなります。

現実そのものに意味なんてないということをわかっていただきたいのです。

 

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私が独立できたそもそもの原因は、うつ病になったことです。

公務員時代に上司に精神的に追い詰められ、自ら命を断つ寸前まで行った、苦い経験があったからです。

うつ病になった時は、上司を許せませんでした。

嫌いで嫌いで仕方ありませんでした。

「俺をこんな目に遭わせやがって・・・」

憎しみ以外何もありませんでしたから。

 

それが今は、1ミリだけありがとうと思えるようになりました。

あの時、うつ病になっていなければ、私は今も公務員だったかもしれません。

どういう人生になっていたかはわかりませんが、今幸せだと思えるので、そのきっかけとなったうつ病と上司に少し感謝できるようになりました。

 

借金もそうです。

私の友人は去年の1月、借金の返済に追われていて、「本当に毎月の支払いがきつい・・・利息だけで何であんなにも取られなあかんねん!」と言ってました。

でも、年末に完済して、今、確定申告の時期、180度真逆の答えが返ってきました。

「いや~、あの時払ってた利息が経費になったから、ギリギリ税金納めなくていい所得になったわ!!!」

とのことです。

 

こう考えたら現実ってあってないようなものかもしれません。

むしろ、現実より、それに対してどう感じるか、どう思うかが大切なのです。

でも、いきなり今はどう考えてもマイナスにしか思えないことをプラスに捉えるのは難しいですし、引き寄せの法則からしたら、良くないことかもしれません。

結局、ネガティブな捉え方をしているだけになってしまっているので。

 

そうではなく、「借金があるんだな・・・」と、意識をフワフワ漂わすような、ただそこにあるくらい、ドラマに出てくる通行人Hくらいの意識の薄さでいいのです。

ネガティブなことは考えないとした瞬間、ネガティブなことが湧いてくる経験をしたことがおありだと思います。

それは、好きな人を無理やり忘れようとしても、結局思い出してしまうかのごとく、意識がそこに集中しているがために、消えることがないのです。

 

ならば、その存在も認めてしまいましょうよ。

あるとわかってるけど、ただそれだけ、その方が心がフラットになれますよね。

そして、そのままにしておくと、やがて、その事柄に対する感情は何もなくなってしまいます。

 

万物は流転する

古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスの言葉です。

全てのものは移り変わる、という意味のようですが、それは感情も同じです。

 

「受け入れるとは流すこと」

言葉としては真逆のように思うかもしれませんが、ちゃんとつながっているのです。

 

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