人でも物事でも、

『適度な距離感』ってありますよね?

近すぎず遠すぎず、心地よくて、ほどよい距離、

これを多くの場面で感じると思います。

適度に仲が良い知り合いがいたとして、

その人がぐいぐいプライベートに入り込んできたり、

触れるくらい近い距離でしゃべりかけて来たら、

「えっ!?」って感じますよね。

また、物事ものめり込み過ぎると上手く行かないから、

適度にリラックスできるくらいに取り組んだ方が良い、

そんなこともあります。

要は、適度な距離感を保ちたいと考えている、

適度な距離感から遠ざかっても、近づいても、バランスが崩れる、

そんな感じです。

で、この適度な距離感ですが・・・

良いことではなく、嫌なこと、避けたいことに置き換えると、、、

『嫌なことが起こり得る、適度な距離感になっている』

と考えることができます。

恋人と冷戦状態、

嫌なことを言われても、ひたすら我慢している、などは

それが続く距離感が保たれていると言えます。

だからです。

だから、この距離感を壊す必要があります。

適度な距離感から遠ざかっても、近づいても、バランスが崩れるのですから、

怖いこと、避けたいこと、嫌なことがあったら、敢えて一歩踏み出すか、

思いっきり逃げるかの勇気があった方がいいと感じています。

極端ですが、お互い口を利かないなら、自分から話し掛けるか、別れを切り出すか、

嫌なことを言う人がいたら、言い返すか、その人がいない場所に引っ越すか、

どちらが良いという話ではなくて、どちらかしかないという話ではなくて、

『現状を変えるには、頑張るの一択ではない』

『問題となっている人や物事の距離感を変えるだけで、現実は変わる』

と思っています。

少し変われば、バランスは崩れます。

崩れ出したら早いです。

少し近づくか、少し遠ざかるか、

この"少し"が、今を変える大きな差になります!